最近よく耳にするけどケイ素って一体なんなの？













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ケイ素とは？

医療分野において一番最初にケイ素の可能性に着目したのは有名なフランスの科学者「ルイ・パスツール」でした。



これ以降、世界の大学研究機関においてケイ素の研究は続けられ、ドイツの医師でノーベル科学賞を受賞したアドルフ・ブーテント教授はケイ素についてこう指摘しています。
「ケイ素は今日も太古の昔も生命の発生に決定的に関わり、生命の維持に必要不可欠なものだ」



その後のケイ素の研究はアメリカに移り、代表的な疫学研究として有名な「フラミンガム研究」によってさらに詳しい研究報告がなされていきます。



研究が進み様々な有効性が明らかになるにつれ、いち早くケイ素の製品化に力を入れたのがドイツの企業です。



ドイツ国内でケイ素の認知度が飛躍的に上がり、ドイツ国民ではその名を知らない人はいないとまで言われる様になり現在では世界100ヶ国以上に輸出される程、ケイ素の需要は広がっています。

ケイ素の正体は？

その正体は小さな植物プランクトン･珪藻で、地球上に約4,000種も分布していると言われる藻類の一種です。



単体では眼に見えない微細なものですが、長い年月をかけて海底や湖底･土壌につもり「珪酸の層」を作り上げます。



ケイ素の小さな分子は１つ1つが珪酸のガラスの殻に覆われ、この殻の部分だけが残って化石となります。



この化石の結晶が次第に透明な水晶となっていくのです。



ですから水晶はケイ素純度99％の鉱物なのです。

人間がケイ素を摂取する方法は?

人間がケイ素を栄養素として摂取する方法は根菜類や穀物を意識して食べること。また岩盤を数百年かけてしみ出る湧き水を飲むことです。
（ケイ素は地中に多く存在するため、土に根を伸ばして栄養を吸い込む植物（ケイ素が多く含まれる食品を参照）に多く含まれ食物繊維の主成分でもあります。)



植物や微生物は非常に固く結晶化したケイ素を分解し吸収するするといった驚きの機能を備えており、ケイ素をアモルファス化(非結晶）していますので、人体に吸収しやすい状態になっています。
ですから体内への蓄積と言った心配もありません。
（アモルファス化）：『すでに水に溶解した状態であり結晶ではない状態』



本来ケイ素は人間の身体に存在している微量ミネラルですが、近年の環境問題や食生活の変化により日本人の慢性的なケイ素不足が懸念されており、外から積極的にケイ素を取り込む姿勢が求められます。


ではどのようにしたら私たちは、外部からケイ素を取り入れることができるのでしょうか？


次のページはケイ素が多く含まれる食品について説明しています。



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